中学に入ると、
学校の先生から定期テストのたびに、
ワークを解き、丸つけ&直しまでして
提出することを求められると思います。
よく中学生がやりがちなのが、
『テスト範囲のワークの問題を
最初から最後まで解いてから、
後で”丸つけ&直し”をする』
という勉強方法。
『まとめて一気に”丸つけ&直し”をしたい』
という気持ちはわかりますが、
テストの点数を上げたいのであれば、
それは絶対にやめましょう。
出来る限り、
『こまめに”丸つけ&直し”』
をしたほうが良いです!
その理由は、
『失敗を次に活かすことができるから』
『学習効率が上がるから』
です。
“丸つけ&直し”をこまめにしないとどうなるか?
“丸つけ&直し”をこまめに行わないことで、
発生するデメリットは、
『機会損失』です。
ここで言う『機会』とは、
『ミスに気がつく機会』です。
例えば、
数学だったら計算ミスに途中で気がつく機会が無いので、
ずっとワークの最後まで同じような計算ミスをし続けていることがあります。
英語だとしたら、
ワークの最初から最後まで、
ずっと同じ単語でスペルミスをしていたり、
同じ語順ミスをしている場合があります。
“丸つけ&直し”をこまめにしていれば、
これらのミスを最初の方で改善できているはずです。
『失敗は成功のもと』
というのは本当にその通りで、
“丸つけ&直し”無しで、
ただひたすらに問題を解いて進んでいくだけでは、
『失敗(ミス)』にすら気がつけないので、
それを次に活かして『成功』に繋げることができません。
なので、『失敗』に気がつくのは、
早ければ早い方が良いわけです。
テストの点数を上げるために必要なことは、
前回の記事で言った
『まだ覚えていないことを覚えること』と
“丸つけ&直し”によって
『ミスを減らしていくこと』
です。
問題を覚えているうちに、“丸つけ&直し”をした方が良い
また、ワークを最初からまともに解いていくと、
テスト範囲を終えるのに早くても数日はかかると思います。
数日前に行った問題を自分がどのように考えて解いたかなんて、
あまり覚えていないと思いますし、
そもそもどんな問題で、
何を聞かれていたかもあまり覚えていないと思います。
問題すら、
あやふやな状態で、
”丸つけ&直し”をしても、
記憶に残りづらいので、
学習効率が悪いです。
なので、問題を解いたら、
出来るだけ早く”丸つけ&直し”
をした方が効果大です!
どのくらい”こまめに”に”丸つけ&直し”をした方が良いのか?
どのくらい”こまめに”
丸つけ&直しをするかは、
状況によって変えるのがオススメです。
全く自信が無ければ1問ごと、
少し自信が有れば大問ごと、
また、
どんなに自信が有ってスラスラ解けたとしても、
少なくともページごとで1度”丸つけ&直し”をしましょう。
まとめ
どのように解くのかわからないのであれば、
どのように解くかを答えを見て理解する。
自力で解けたのであれば、
その答えが本当に正しいかどうかを確認する。
もし間違っていたなら、
なぜ間違ったのかを解明し、
正しい解き方を身につける。
このように、
『答え』を活用しつつ、
『こまめに”丸つけ&直し”をする』
これが点数アップへの近道だと思います。