定期テストの点数を上げるなら、『英会話を習う』よりも・・・

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定期テストの点数を上げるなら、『英会話を習う』よりも・・・学習塾!

早いうちからの英語学習が非常に大切なことは理解している方が多いですが、そこで、お子様に『英会話を習わせよう』とお考えになる方が非常に多いです。

もちろん英会話を習うことも良いかもしれませんが、英会話は同じ英語の中でも学校で行っている英語とは別のジャンルであり、学校のテストの点数には反映されづらいです。

なぜなら、学校のテストで求められているのは英単語や英熟語の暗記、文法の理解、文章読解だからです

英会話が学校のテストに反映されるとしても、テストの中では比較的問題数が少なく、点数配分も高くないリスニングくらいです。

ですので、まずは英単語や英熟語の暗記、文法の学習を始めることをオススメいたします!!

もし話せるようになりたいのであれば、その後に、並行して英会話を習い始めた方が確実に効率がいいです。

それに、英会話だけを習う弊害として、

『英会話を習っていたから、
学校の英語はあまり勉強しなくても大丈夫!』

と自身の英語力を過信し、英単語や英熟語の暗記、文法の理解、文章読解を怠り、

どんどんテストの点数が下がっていき、ついには英語が嫌いになったり、

苦手教科にまでなってしまう生徒をこれまで何人も見てきています。

これでは何の為に英会話を習わせていたのかもわからなくなってしまいます。

ハッキリ言って、

『英会話を習っていたから、学校の英語(英単語や英熟語の暗記、文法の理解、文章読解)はあまり勉強しなくても大丈夫!』

というのは、

例えるなら『野球を習っていたから、サッカーもできる』と言っているくらい無理があります。

確かに『球技』というメインカテゴリでは、合致しているかもしれませんし、『走る』という行為など、部分的に共通する部分はあれど、当然、野球とサッカー では全くの“別物”です。

野球をできるようにするなら、野球を習うべきであり、

サッカーをできるようにするなら、サッカーを習うべきです。

その方が断然効率的です。

同様に、『英語』というメインカテゴリで合致しているだけで、英会話と英文法の学習は全くの”別物”です。

英会話を習ってできるようになるのは、あくまで英会話であり、英単語や英熟語の暗記、文法の理解、文章読解の学習を行わなければ、学校のテストの問題を解くことはできません。

日本の学校で行う英語教育にも問題がある。

本来なら言語というのはコミュニケーションツールであり、話せることが何より大切なはずですが、日本の学校教育で英語の授業を受けたとして、ほとんどの人が英語を話せるようになっていないのが現状です。

義務教育で9年間、高校まで行くと12年間、大学でも英語の授業がある場合は16年間も英語を勉強していることになります。

しかし、楽天インサイト株式会社が行った英語に関する調査(全国の20代~60代の男女対象)の結果では、
英語を話せると回答した人は10%を下回る結果になりました。

また、調査方法等に賛否両論あるため、どこまで信憑性の高いデータかはわかりませんが、「EFエデュケーションファースト」が発表した2024年版のEPI英語能力指数によれば、日本は92位で、『英語能力が低い』とされていました。



これらの調査結果を抜きにしたとしても、

日本で生活していて、英語を話せる人がみなさんの身の回りにいますか?

もしいたとしても、かなり少数だと思います。

それが日本の英語力の低さを示す何よりの証明だと思います。


それでは、なぜ英語を話せる日本人が少ないのでしょうか?

その答えは、非常に簡単で、日本の学校の英語教育そのものに欠陥があるからです。

この欠陥とは、何より大切であるはずの言語の『話す』という部分を軽視し、『読み書き』に特化して学習教科にしてしまったということです。

多くの学校の定期テストや入学試験のテストは記述式であり、スピーキングテストはありません。

授業中にスピーキングテストを行う学校があったり、先生がいたとしても、成績を決める判断基準は記述式のテストの点数が大部分を占めます。

つまり、話せるかどうかよりも、『書けるか、読めるか、訳せるか、聞き取れるか』などの方が成績を決めるうえで重視されているのです。

まとめ

「餅は餅屋」と言うように、目的に応じて通うべき場所を見極めましょう。

目的ごとにどちらに通うべきかの判断材料を以下にまとめました。

ぜひ参考にしてみてください。

・『英語を話せるようにさせたい』
・『実際に使用されている生の英語に触れさせたい』
(・『英検を取得させたい』)

→ 英会話教室に通いましょう。

英会話教室に通う場合でも、英語のネイティヴスピーカー(英語を第一言語とする人、あるい英語を第一言語に準ずるレベルで使用できる人)が在籍しているところ、英検対策を実施しているところにしましょう。

・『学校の英語のテストの点数を上げたい』
・『入試の英語の点数を上げたい』
・『英検を取得させたい』

→ 学習塾 に通いましょう。

学校の定期テスト、入試に特化しているのは、やはり学習塾です。

当塾、個別指導塾2nd Roomでは定期テスト対策・入試対策・英検対策のどちらも行なっております。

ご興味のある方は、問い合わせフォームから無料体験授業をお申し込みください。

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この記事を書いた人

群馬県出身。
主に教務を行いながら、内装やWEBサイト制作、SNS、動画制作、デザイン、広報業務などを担当。

高校3年生の時、半年間の勉強で偏差値を40台から60台へ上げ、最終的に一般入試でGMARCHに現役逆転合格。就職活動では、学生時代に培ったWEBサイト制作・運営の経験を評価され、東京のIT系の某上場企業から一次面接で即日内定を貰うも、迷ったあげく辞退し、大学卒業後はフリーランスとしてWEBサイトの運営・制作をしながら塾講師として大手塾で暫く勤務した後、教室長と共に個別指導塾2nd Roomを開業。

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