群馬県の公立高校と私立高校の入試過去問題集[2024年度受験用/2025年度入学用]をまとめてみました。
最新1年分の群馬県公立高校入試過去問題は、WEBサイトなどで掲載されていたりしますが、
基本的に、解答しか記載されていませんので、自主学習には不向きです。
それに対して、市販されている過去問題集には、過去数年間分の問題と解答はもちろん、詳細な解説、過去数年間分の出題傾向や考察などが記載されているので、まさに、群馬県の公立高校受験を制する為の必需品です！
自分が受験する学校の過去問題集は必ず購入しましょう！！
中学3年生は、9月頃〜遅くとも11月までには過去問題集に取り組みましょう。
実力試しに、もっと早めに取り組んでも全然OKです！
過去問題集を購入する際にややこしいのが、【年度】です。
過去問題集に記載されている“〇〇年度用”は、“〇〇年度の4月に入学する生徒用”ということです。
現在発売中の過去問題集の多くは【2024年度用】ですが、
“最新版”はこれから夏以降に徐々に発売される【2025年度用】です。
つまり、2024年現在の中学3年生は、高校入試の試験自体は2024年度に受けることになりますが、2025年度の4月に入学するので、最新版【2025年度用】の購入をオススメいたします。
特に、2023年度(2024年度入学)から、群馬県の公立高校の入試形式がリニューアルされ、これまでの前期選抜と後期選抜が一本化されたことにより、試験問題の形式や傾向にも変更がありましたので、リニューアル後の問題を収録している【2025年度用】の購入が絶対オススメです。
彼を知り
孫子の兵法
己を知れば
百戦殆からず
と言うように、しっかり敵と味方の情勢を把握していれば、何度戦っても敗れることはないということです。
つまり、彼(群馬県の高校入試問題の全容[出題傾向や難易度])を知り、己(自分の現状の学力)を知ることが非常に大切です！！
群馬県公立高校入試過去問題集2025
過去に実際に出題された群馬県公立高校入試問題を取り扱っている問題集は、主に東京学参さん、声の教育社さんから出版されている2冊となります。
基本的にどちらを購入しても良いと思います。
東京学参
2025 群馬県公立高校入試過去問題 (公立高校入試過去問題シリーズ, Z10)
2024年7月1日頃発売予定
声の教育社
群馬県公立高校 2025年度用 6年間スーパー過去問（声教の公立高校過去問シリーズ
2024年6月上旬発売
群馬県私立高校入試過去問題集2025
ここからは群馬県の私立高校の過去問題集となります。
『私立はあくまで併願校だから、過去問題集は要らない。』
と考える方も多いですが、公立の過去問題問題集と同様に必需品と言えます。
その理由が、以下の通りです。
① 私立高校は独自の問題となるので、学校によって出題傾向が大きく異なるから。
→ 公立高校は同一の問題ですが、私立高校は独自の問題です。
特に、私立高校の中には、癖のあるユニークな問題や、過去問題を解いてないと解けないような問題(学校で習っている範囲外や高校の学習内容のレベルの問題)も出題されることもありますので、それに特化した対策が必要です。
② 多くの私立高校が、特待制度を採用しており、過去問題集をしっかり解くことで、特待のランクを上げることも大いに可能だから。
→ 特待制度がある場合、入学試験の出来具合によって、合格の中でもランク分けされ、それに応じて、入学時や在校時にかかる費用が大きく変わります。これにより、入学時に支払う必要のある何万円〜何十万円、仮に3年間通学した場合の総額では百万円前後の違いも出る場合もあります。
過去問題集を購入することは1冊1,000円〜2,000円前後の出費にはなりますが、私立高校に入学した場合の何万円〜何十万円、百万円前後の費用が浮くと考えたら、非常に費用対効果の高い先行投資と言えると思います。
安中市
新島学園高等学校
所在地：群馬県安中市安中３７０２
調べたところ、ネットでの販売はしていないようです。
太田市
ぐんま国際アカデミー
所在地：群馬県太田市内ケ島町1361-4
※ 小中高一貫校であり、初等部一年生となる入学前の秋にのみ入学試験を行っており、中高等部では編入・転入試験のみ。
群馬常磐学園 常磐高等学校
所在地：群馬県太田市飯塚町141-1
※ 福岡県に同名の別の学校、茨城県に名前の似た『常磐大学高等学校』があるようですので、過去問題集を購入する際はお間違い無いようにご注意ください。
常磐高等学校 2025年度用 3年間スーパー過去問
（声教の高校過去問シリーズ G7）
2024年9月上旬発売予定
桐生市
桐生第一高等学校
所在地：群馬県桐生市小曽根町1-5
桐生第一高等学校 2025年度用 3年間スーパー過去問
（声教の高校過去問シリーズ G4）
2024年9月上旬発売予定
明照学園 樹徳高等学校
所在地：群馬県桐生市錦町一丁目1番20号
樹徳高等学校 2025年度用 3年間スーパー過去問
（声教の高校過去問シリーズ G2）
2024年9月上旬~中旬発売予定
高崎市
明和県央高等学校
所在地：群馬県高崎市金古町28
明和県央高等学校 2025年度用 3年間スーパー過去問（声教の高校過去問シリーズ G8）
2024年9月上旬発売予定
高崎健康福祉大学高崎高等学校
所在地：群馬県高崎市中大類町531
高崎健康福祉大学高崎高等学校 2025年度用 3年間スーパー過去問（声教の高校過去問シリーズ G9）
2024年10月上旬発売予定
高崎商科大学附属高等学校
所在地：群馬県高崎市大橋町237-1
高崎商科大学附属高等学校 2025年度用 3年間スーパー過去問（声教の高校過去問シリーズ G3）
2024年9月上旬発売予定
東京農業大学第二高等学校
所在地：群馬県高崎市石原町3430番地
東京農業大学第二高等学校 2025年度用 4年間スーパー過去問（声教の高校過去問シリーズ G5）
2024年8月下旬発売予定
館林市
関東学園大学附属高等学校
所在地：群馬県館林市大谷町625番地
関東学園大学附属高等学校 2025年度用 3年間スーパー過去問（声教の高校過去問シリーズ G1）
2024年9月下旬発売予定
中之条町
白根開善学校高等部
所在地：群馬県吾妻郡中之条町大字入山1-1
※ 筆記試験などは原則として行わないため、過去問題集は無し。
前橋市
共愛学園高等学校
所在地：群馬県前橋市小屋原町1115-3
2025年版の予約販売が開始次第掲載。
前橋育英高等学校
所在地：群馬県前橋市朝日が丘町13番地
前橋育英高等学校 2025年度用 3年間スーパー過去問
（声教の高校過去問シリーズ G6）
過去問題集の使い方
高校受験は、多くの生徒にとって初めての受験になると思います。
それゆえ、手に入れた”過去問題集”をどのように活用すれば良いかもわからない子も多いかと思いますので、過去問題集の使い方をお伝えします！
① 実際の入試形式通りに解き、実力を測る。
まずは、時間をしっかり測って、過去問題を解いてみて、現状の自分の実力(点数)を把握しましょう。
初めて解いた際に、合格基準点に達していないことはよくあることです。
それでも、諦めずに取り組みましょう。
② 苦手な単元を明らかにする。
実際に過去問題集を解いたり、採点すると、どの単元が出来て、どの単元が出来なかったということがわかると思います。
“出来なかった単元”を重点的に行うことで、効率的に点数アップを狙っていきましょう。
特に、これまでの出題傾向を見て、”出題可能性が高い単元”と”出来なかった単元”が被っている場合には、その部分を最優先で勉強しましょう。
③ “今回は答えじゃなかった部分”を覚える。
『最新の過去問題で出た問題は出る可能性低いのに解く必要あるの？』
と考える方がいます。
確かに、全く同じ答えの問題が次も出る可能性は低いです。
だからこそ、“今回は答えじゃなかった部分”を覚えておくと良いでしょう。
例えば、社会や理科などでしたら、問題文の中の語句や、正解でなかった方の記号の語句が次に問われるかもしれません。
1度だけではなく、何度も解いて理解を深めましょう。
過去問題集を“実力を測るためのテスト”としてだけではなく、“知識を身につける教材”としても活用していきましょう！
④ 何度も繰り返し解く。
これは入試過去問題集に限らず、どの問題集でもそうですが、1度解いたら終わりではなく、完璧に理解して、覚えるべきところをしっかりと覚えて、自力で解けるまで、何度も行っていきましょう。
問題集に直接書き込まないように!!
ノートに行いましょう!!
入試問題では、1度目で解けないような問題もたくさんあると思います。
そこを何度も行うことで、同様のレベル、似たタイプの問題も解ける力が身につきます！
また、何度も解くことで問題形式に徐々に慣れ、時間配分も意識して解けるようになってくるはずです。
以上となります。
ということで、今回は群馬県の公立高校と私立高校の入試過去問題集[2024年度/2025年度用]のまとめでした。
繰り返しになりますが、過去問題集は受験を制するための必需品です。
自分が受験する学校の過去問題集は必ず手にれましょう！！
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